水草水槽のコケ取り隊にペルビカ プルケールはいかがですか?


水草水槽のコケ取り隊にペルビカ プルケールはいかがですか?


ペルマト1 ペルマト2 ペルマト3

古くから定番種であるペルビカクロミス プルケール、通称「ペルマト」ですが、 水草水槽に生えるアオミドロやラン藻といった緑藻を食べてくれるということをご存知ですか?

葉の表面に付いたコケを食べてくれるので、水草が本来の調子を取り戻して元気になっていきます!
コケの生え始めに、若魚を入れるのがポイントです!


ペルマト投入前後
ペルマト投入前後
それぞれ、ペルビカ プルケールを入れる前(左)と入れた後(右)。
水草や流木に付いていた糸状のコケなどがなくなってきれいに!
 





ペルビカ プルケール(ペルマト)の良いところ

葉の表面に付いた糸状のコケ、アオミドロなどを食べる。

水草に付いた糸状のコケは、人の手では除去しにくいうえに葉の成長を阻害します。
ペルビカ プルケールが水草の葉の表面をきれいにすることで、葉の呼吸や光合成がスムースに。
その結果、水草が元気に。水槽に勢いが出てきます。




緑のラン藻も食べる。

ヤマヌマ オトシン

ヤマトヌマエビやオトシンクルスなど ほかのコケ取り隊も一緒に入れると効果大!
※エビ類はペルビカ プルケールより小さすぎると食べられてしまう可能性があるのでご注意ください。

ラン藻を掃除してくれる熱帯魚は極少数しか知られていません。 ペルビカ プルケールはもともと自然下でも草食性の強い魚だそうで、ラン藻を食べる数少ない熱帯魚の1つと言えます。
入れるタイミングはコケの生え始めがおすすめです。





飼いこむことで体色が揚がる。

コケ取りに向いているのは地味めな体色の幼魚〜若魚と言われていますが、 成長するにつれて婚姻色が表れるようになり、「観賞魚」としても見応えのある魚になります。 水槽のコケがきれいになくなる頃には、ペルビカ プルケールも水草水槽に映える美しい姿になってくるはず。


体色変化
水草水槽に入れた直後と3週間後の体色変化


飼育しやすく、繁殖も楽しめる。

エビやほかの魚などと比べると、それほど水質にデリケートな種ではありません。 長期飼育になってくると多少縄張り意識が出てきますが、ケンカをしても同じペルビカの仲間であるタエニアータスのように激しく追い回し続けるようなことはありません。 ほかの魚に対しても同等の大きさくらいであればほぼ大丈夫。 またブラックモーリーなどと比べると成長が緩やかなので、水草水槽のバランスを崩さずに長く飼育できるのも魅力です。
さらに水槽での繁殖も可能なので、「殖やす楽しみ」も味わうことができます。 水草が元気に生い茂った水槽は、ペルビカ プルケールが落ち着いて繁殖できる場としても良い環境と言えるでしょう。


お腹の大きいメス
コケを食べてお腹いっぱい。
抱卵していると思われるメス。
  
卵を守る産卵ペア
産卵したペア。
(水草水槽に入れて約1ヶ月。親全長4〜5cm。)


水槽へ入れる数の目安

コケが多い場合は、数を多めに入れると効果が発揮されやすくなりますが、その場合、サイズは4cm前後の東南ブリード若魚をおすすめしています。 繁殖期になると、縄張り意識が出て小競り合いすることがあるためです。
オス・メスがはっきり分かるくらい成長したサイズの場合は、水量50Lに対して1ペアくらいの飼育がおすすめです。
コケが生える前や生え始めてすぐくらいであれば、1ぺアでも効果を発揮します。


    (4cm前後の若魚の場合)

  •  45cm水槽・・・水量 35L前後: 3〜6 匹
  •  60cm水槽・・・水量 50L前後: 5〜10 匹
  •  90cm水槽・・・水量 160L前後: 8〜13 匹

ペルビカ プルケールが葉の表面のコケなどの掃除を始めると、その食べかすや糞などで水が汚れることがありますが、その際は適度に水換えをおこないながら様子をみてください。 1ヶ月もすれば糸状のコケや緑藻類が減少してきます。




◆◆ご注意◆◆

弊社で実際に飼育観察した上でのおすすめではありますが、 生きもののため飼育環境や個体差などにより期待した効果が得られない可能性もございます。 予めご了承ください。
※ガラス壁面のコケは食べないようです。貝など、ほかのコケ取りに役立つ生きものも一緒に入れることをおすすめします。
※水草の根が張っていない状態の場合、ペルビカ プルケールが葉の表面をつつくことによって草が抜けてしまうことがあります。


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