小さな宝石、小型美魚 〜ラスボラの仲間〜
世界各地に小型美魚と呼ばれる小さな体で、非常に美しく発色する魚達が生息しています。 小型のため、30cmほどの小さな水槽でも終生飼育が可能です。 熱帯魚を飼育したいけれど、大きな水槽を置くスペースが無い方などにもおすすめです。 複数で飼育する事でより美しく見え、水草レイアウト水槽に入れる事でもより美しく魅せる事もできます。
今回は東南アジア、その中でもラスボラの仲間にフォーカスを当てて紹介させていただきます。 養殖が確立しており、東南アジア各国で養殖されている種類も多く、目にする事が多い種類だと思います。 しかしながらじっくりと飼い込む事で驚くような美しい表現を見せてくれるラスボラの仲間。 この美しさ、感動を是非感じていただきたく思いこのページを作成しました。 担当者の独断と偏見でランキングを付けているので、合わせて飼育の参考にしていただけると幸いです。
ラスボラの仲間
温和な性格をしているものが多く、同種や他の小型魚との混泳に適しています。 模様や色も様々で、一見して華やかなものから繊細な美しさを持つものなど自分好みのラスボラを探してみましょう。
ラスボラ ヘテロモルファ
原産:マレー半島、スマトラ島
認知度が高く、ラスボラの代表種とも呼べる存在。
体に三味線のバチのような模様が入るのが特徴的。
ラスボラ エスペイ
原産:タイ、カンボジア、ベトナム
ヘテロモルファと並んで認知度が高い種類。
ヘテロモルファに似ているが、若干体高が低く、オレンジ色が強い。
ボララス メラー
原産:ボルネオ島
最大でも全長2cmほどと非常に小型の種類。
赤い体に黒いスポットが入る。マキュラータなど似ている種類がいるので見比べてみるのも面白い。
シャープな形に美しい赤の発色。繊細な美しさがあり、担当者がおすすめしたい1種!
ボララス マキュラータ
原産:マレー半島、スマトラ島
赤味の強い身体にブラックスポットがポイントとして入る美しい種類。
ボララス ウロフタルモイデス
原産:インドシナ半島の東部から中央
体側に入るオレンジと濃紺のラインが美しい種類。
ミクロラスボラ SP. HANABI
原産:ミャンマー
2006年に発見された種類
ギャラクシーラスボラとも呼ばれる全身に美しいドットが入る美種
若干デリケートなところがある為、導入には注意が必要だが、飼い込んだ際に現れる美しさは格別!
ミクロラスボラ エリスロミクロン
原産:ミャンマー
日本産淡水魚のオイカワを彷彿させる模様、色彩を持つ。
飼い込むと身体のブルーと頬の赤のコントラストが非常に美しい種類。
日本産淡水魚好きにはたまらない1種!?
ミクロラスボラ HANABI×エリスロミクロン
数年前から流通するようになったハイブリッド種。 HANABIのドットとエリスロミクロンの縞が合わさり、ドットとも縞とも言えない不思議な表現が出る。 個体によって表現に差があり、非常に魅力的な種類。
ミクロラスボラ”ブルーネオン”
原産:タイ、マレー半島
透明感のある非常に美しい黄緑色をした小型種。
学名はkubotaiで、久保田氏が発見したのが由来。
ラスボラ アクセルロディ ネオンブルー
原産:インドネシア
背中を覆う青色の光沢、赤く染まる腹部のコントラストが美しい。
飼い込んだ際の、他には無い絵の具を塗ったような濃い青色は非常に魅力的。
好みのラスボラは見つかったでしょうか??
ここに掲載されている他にもたくさんのラスボラがいます。
いろんなラスボラを飼い込んで、原石たちを宝石にする楽しみを味わってみませんか!?























