プレコの魅力紹介
掃除屋さんでは終わらない奥深いプレコの世界
南米アマゾン川流域に300種類以上が存在するプレコの仲間｡コケを食べる事から｢水槽の掃除屋さん｣として親しまれていますが、美しく観賞価値が高いものも多いです｡一世を風靡した美種インペリアルゼブラプレコや、大迫力のウルトラスカーレットトリムプレコなどなど｡ ｢掃除屋さん｣では終わらないスター選手が沢山います｡
テストに出る！頻出用語解説
Lナンバー
プレコの種類毎に付けられているナンバー。 同じプレコでも国によって名前が異なったり、学名が付いておらずsp表記のプレコが多い為、種類毎にナンバーが付けられている。 元々ドイツで付けられたナンバーだが、現在では世界標準のように扱われています。
ペコルティア
小型プレコの種類のひとつ。 採集地域や個体差でも大きく模様や色の差異が出るのでコレクターにはたまらなく魅力的。ちなみにペコルティアの由来はかつてのロンドンの学者の名前から。
たかが"掃除屋さん"と侮るなかれ
大型魚
最大で50cmを超える。気性が荒い種類も多く、パワーもあるので90cm水槽以上が必要。同種間で喧嘩をするので美しく育てるなら単独飼育が望ましい。全身にトゲを持つトリム系プレコは怪魚的な迫力が魅力で特に人気が高い。
セルフィンプレコ / アルビノセルフィンプレコ
取り扱っている店舗も多く、お掃除屋さんの代表種的な存在。 店舗では小さい個体を販売している事が多いが、実は成長すると50cmを超える大型種。 大きな背びれが特徴で、広げた姿は圧巻。 アロワナやオスカーなどの大型種のコケ取りとしても大活躍！
アグアプレコ
主にペルー原産の鎧のような体が特徴的なプレコ。 大きくなると1mを超える事もあるが、大型個体の流通は珍しく、流通しているのは白い水玉模様が綺麗な幼魚がほとんど。是非とも成長させてみたい種類。
プラチナロイヤルプレコ
ブラジル原産。頭部が大きく盛り上がった独特な体型を持つ種類。最大体長は40cmを超え、体高もある事からその迫力は圧巻。 ロイヤルプレコの種類は多く、ブラジルにはゴールデンロイヤル、オレンジロイヤル、コロンビアにはロイヤルプレコ、グリーンロイヤルなどが生息しており、非常にコレクション性が高いのも魅力の一つ。
ウルトラスカーレットトリム
大型種の代表的存在。 成長に伴い、色鮮やかに変化していく美しい種類。 また、採集地域や個体によって色味が違うので、たくさんの店舗を回って、自分の１匹を探すのも楽しい。
中型魚
最大で30cm程度。このサイズは種類が多く、独特な姿をしたものや、美しい色彩を持つものも多い。大型種に比べると気性も温和で混泳させやすいのでコレクションには適している。
オレンジフィンカイザー
幼魚期は全身に黄色のスポットが散りばめられており、鰭の縁が黄色く染まる美しい種類。自然化では全長30cmほどに成長するが、水槽内では成長が遅く大型の個体は珍しい。 メジャーな種類ではあるが、一度は飼育してみたい種類。
ゴールドエッジマグナムプレコ
体全体に黄色いスポットが入る。特に幼魚期はスポットが大きく、全身が金色に輝いているように見える。 大きくなるとスポットが細かくなり黄色味は薄れるが、その存在感は健在で非常に人気が高い種類。
オレンジフィンアーマードプレコ
鎧のような体を持ち、30cmほどに成長する。 遊泳性が高く、水槽内でも良く泳ぐ姿を見られる。 なぜか輸入サイズは10cm以上の個体がほとんどで、幼魚と呼べるサイズは未だ見たことが無い不思議な種類。
マツブッシープレコ
扁平した体に大きな頭部、そしてもじゃもじゃのヒゲを持つ非常にユニークな種類。オスのほうがメスに比べて、より立派なヒゲを持つ。
小型魚
最大で10cm前後のため小型魚メインの水槽にも合わせやすい。ペコルティアの仲間は美しく種類も多いので、気に入った個体を探すのも楽しい。プレコ全般に言えるが、餌が不足した際に水草を食べる事があるので、水草レイアウト水槽へのプレコ投入は慎重に検討を！
キングタイガーペコルティア
薄いクリーム色の体色に、黒いラインが入る。 模様のバリエーションが多く、コレクション性が高く人気の種類。
クイーンアラベスク
黒地に白い複雑な模様が入る種類。植物のつるなどを模したアラベスク模様に似ている事が名前の由来。
タイガープレコ
小型種の代表的存在。 コンスタントに輸入される為、多くの店舗で取り扱っている種類。なんでも良く食べてくれ、人工飼料にも餌付き易く飼育も容易。
メガクラウンゼブラペコルティア（L-236）
白い体色に黒のラインが入る。 国内外で繁殖がさかんに行われており、ラインが大きく乱れたものや、黒いラインが少なく、白が強く見える個体など、バリエーションが非常に多い。 変わった模様の個体を探すのも楽しいが、実際に繁殖に挑戦してみたい種類。
プレコの出会いは一期一会。気になる模様の子がいたら迷わずお迎えすべし！
プレコについてもう少し詳しく！
プレコは一体どんな場所に棲んでいるのだろうか。どのようにして捕まえるのだろうか。プレコの聖地のひとつであるブラジル・シングー川のウルトラスカーレットトリム漁に同行してみました。
ちょっと深堀してもっとプレコについて知りたい方はこちらの動画をご覧あれ！
