唯一無二の美しさ。弊社養殖の薩摩産金魚たちのご紹介

弊社自慢!比類なき美しさの薩摩産金魚たちのご紹介

薩摩産金魚とは

薩摩産金魚とはズバリ、弊社ブリードの金魚の総称です。 当社の金魚養殖の拠点が鹿児島県(旧薩摩藩)にあることから、薩摩産金魚の名前で親しまれています。 鹿児島県の養殖拠点は2箇所あります。指宿養殖センターと南九州養殖センターの2つです。 この2拠点ではピンポンパール、真っ黒オランダ&ランチュウなどの幅広い品種を日々生産しています。今まで100種類以上の金魚を生産してきました。
今回は弊社スタッフが心血を注いで日夜改良を重ねている、薩摩産金魚の魅力について解説していきます。

弊社スタッフが自信を持って生産!

薩摩産金魚の代表的な個体達のご紹介

薩摩産金魚は各種、各サイズのブリードをしています。こちらで代表的な薩摩産金魚をご紹介していきます。

@オランダ系

ベールテールオランダ

白黒オランダS/T

黒オランダ 真っ黒

大きなヒレが特徴のオランダ。小さいサイズからヒレが大きく、優美なヒレを持つ個体達。

白と黒のコントラストが美しい個体。肉瘤がしっかりしている個体が多く人気です!

黒オランダの真っ黒タイプ。おなかの下まで黒がしっかり入っている個体達です!

Aランチュウ系

龍鱗ランチュウ

紅葉ランチュウ

黒ランチュウ 真っ黒

大きな鱗が特徴の龍鱗ランチュウ。龍の鱗を彷彿させるそのフォルムが魅力的。

透き通った体色が美しいランチュウ。その独特の体色が人々を惹きつける。

黒ランチュウの真っ黒タイプ。濃い黒色が特徴で非常にかっこいい品種。

Bその他

ピンポンパール

キラキラ出目和金

だるま琉金

コロコロした体型で大人気の品種。様々なサイズがあり、サイズごとに雰囲気が異なるので成長が楽しみな種類。

薩摩以外ではほとんど生産されていない品種。キラキラした体色の出目金タイプの和金でオンリーワンな品種。

コロコロした体型で多くの人を惹きつける品種。だるまのような体型が非常に可愛らしい。

どんなところで養殖しているの?弊社施設紹介

指宿養殖センター

2009年に創設。約16500平方メートルの敷地に大小合せて約500面の池を備えています。 メダカをはじめとして、金魚、水草、熱帯魚などの養殖を行っています。 約20品種の薩摩産金魚を養殖しており、その生産数は年間で10万匹にまで及ぶようになりました。 金魚は約250面の池で、一次育成・二次育成・採卵などそれぞれのステージごとに池を使い分けながら養殖を行っています。 温泉水のおかげで一年を通して安定的に金魚を供給することができるのです。

南九州養殖センター

2012年に創設。約18000平方メートルの敷地で海水魚、メダカ、金魚、水草などの養殖に取り組んでいます。 ピンポンパールに特に力を入れており、その生産数は国内随一を誇ります。出荷数は年間約2万匹にのぼり、南九州養殖センター金魚部署を代表する金魚です。 ここで養殖されたピンポンパールは比較的低水温で養殖されているため、輸入物に比べて冬の低水温に強い傾向があります。 ピンポンパールの他、全部で15種の金魚を養殖しており、約80面の池を使用して、年間で4万匹もの金魚を生産しています。

なぜ鹿児島で金魚の養殖をしているのか?

@豊富な地下水

皆さんは金魚養殖をする上で必要な条件は何だと思いますか? 結論から申し上げますと大きく分けて2つの要素が必要になります。1つ目は潤沢な水の確保です。日々の管理などで多くの水が必要になるため、金魚養殖をする上では欠かせない条件になります。 鹿児島県は全国で有数の活火山保有県で、太古の噴火によりシラス台地が形成されました。シラス台地とは、白く、火山ガラスを主成分とするシラス(白砂)で構成されています。 これらは雨をあまり保水できず雨水は地下へそのまま流れていくため、豊富な地下水が生まれるのです。 この地下水はシラスや土壌により自然ろ過され、清潔でミネラル豊富な水となり、金魚の生産にも大きな恩恵をもたらしてくれます。

桜島 御岳

開聞岳

A安全な温泉水

2つ目の条件は、水温をコントロールできる環境です。金魚は水温差と長い日照時間によって繁殖行動が誘発されます。春先の環境が金魚に一番適しており、同時期に自然産卵が活発に行われます。 そのため、国内のほとんどの金魚養殖では春先に採卵が行われています。

しかし、この方法では稚魚が取れる時期が限られ、生産数も不安定になります。 もしも水温を意のままにコントロールし、人為的に水温差を生み出せる環境を整えれば、この問題は解決され、計画的な生産が可能になります。

そこで弊社が目を付けたのは、薩摩の養鰻業でした。
先述の通り鹿児島県では多くある活火山によってたくさんの温泉が湧いており、古くから温泉水が利用されてきました。 一般的に温泉水には硫黄などの有害物質が含まれることが多いですが、鹿児島県の一部にはそれらが含まれない無害な温泉水が湧いています。 これによって、ボイラーを使わずに温かい水を利用できるので、生産数日本一が叶うほど安価で良質な鰻を養殖できていたのでした。

弊社はこの鹿児島県の持つポテンシャルに目を奪われ、2015年から薩摩の地で金魚の大規模養殖をスタートしました。 そして今日、年間を通して金魚の採卵を可能にしています。

薩摩産金魚の魅力は伝わったでしょうか?
KBOの個体別販売などイベントも毎度好評で薩摩産金魚の知名度も上がりつつあります。
弊社スタッフが丹精込めて生産している個体達、是非皆様のご自宅でも飼育してみてください。

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