錦鯉図鑑



日本を代表する観賞魚である錦鯉。永く愛されてきた錦鯉は品種改良が進み、今では100を超える品種があると言われています。同じ品種でも個体によって模様は様々で、そのバラエティーの豊富さが魅力の観賞魚です。神畑養魚株式会社でも多品種の生産を行っており、いろいろな錦鯉をご提供できるよう取り組んでいます。



代表的な錦鯉 18品種をご紹介

紅白

こうはく


錦鯉を代表する最もポピュラーな品種。白地に赤の模様を乗せるシンプルな配色ながら、それゆえ奥が深く高い人気を誇ります。

大正三色

たいしょうさんしょく


紅白の模様に墨と呼ばれる黒の模様が加わった品種。上品で華やかな配色が魅力で、紅白、昭和三色とともに御三家と呼ばれる人気種です。

昭和三色

しょうわさんしょく


大正三色と異なり豪快に入る墨模様が魅力の品種。また、この墨は変化することが多く、成長とともに沈んだ墨が出てくることもあります。

白写り

しろうつり


白い体に昭和三色同様の豪快な墨が乗ります。水墨画のような美しさが魅力の品種です。

白べっ甲

しろべっこう


大正三色の赤模様が無い品種と言える品種。白い体にスポット状の墨が乗り上品な印象の模様となります。

黄金

おうごん


名前の通り黄金に光り輝く体色が魅力。色味によって山吹黄金、オレンジ黄金、昔黄金などに分けられます。

プラチナ



名前の通り白銀に光り輝く体色が魅力です。頭部にシミや色むらの無い個体、鱗の覆輪模様が整った個体が上質とされます。

五色

ごしき


黒い地肌に濃い赤の緋模様が特徴で近年人気の高い品種です。地肌は真っ黒なものや網目状のものまで個体差があります。

ころも


紅白の緋の上に網目状の模様が入る品種。緋の色の濃さによって藍衣、葡萄衣、墨衣に分けられます。

孔雀

くじゃく


光物と呼ばれる品種のひとつで、鱗に乗る覆輪とオレンジ色の緋模様、頭部などの光の強さなど多くの見どころを持つ品種です。

落ち葉しぐれ

おちばしぐれ


グレーの地肌に茶色の模様が入る渋めの品種です。人になれやすく、食欲旺盛で成長が早いと言われています。茶色1色になる茶鯉も人気が高いです。

ドイツ紅白

どいつこうはく


ドイツ鯉には鱗がほとんど無く、紅白と比べて緋模様がくっきりと見えるのが特徴で、キワと呼ばれる模様の境目がはっきりしています。

ドイツ大正三色

どいつたいしょうさんしょく


人気の高い大正三色をドイツ鯉にした品種です。ドイツ紅白と同様、緋盤、墨ともにくっきりとした模様が特徴です。

浅黄

あさぎ


青みがかった網目模様の体と腹部や頬に赤い模様が入るのが特徴の品種です。原種に近いとされており、様々な錦鯉の元になった品種といえます。

秋翠

しゅうすい


浅黄をドイツ鯉にした品種で、体側の紅と背中に整然と並んだ青い鱗が見どころです。頭はすっきりとした個体が良いとされています。

九紋竜

くもんりゅう


バラエティに富んだ白黒模様が特徴で、水質や季節によって模様が大きく変化します。白黒模様に紅を追加した紅九紋竜という品種もあります。

金昭和

きんしょうわ


昭和三色が光物となった品種です。光の強さと墨の濃さ、模様の美しさを兼ね備えた個体は非常に見ごたえがあります。

ドイツ大和錦

どいつやまとにしき


ドイツ大正三色の光物で平成錦と呼ばれることもあります。光の強さと美しい模様を合わせ持つ華やかな品種です。



写真提供:月刊錦鯉




鯉カテゴリトップ

錦鯉の在庫確認はこちらから

錦鯉の生産現場(山崎養魚場)のご紹介

【錦鯉の生産現場(山崎養魚場)のご紹介】

当社で販売する錦鯉のすべてを生産する山崎養魚場。今でこそ観賞魚の輸入・卸販売をはじめ広く生きものを扱う当社ですが、創業時は錦鯉の養殖を主な事業としていました。そのため創業から続く山崎養魚場での錦鯉の生産は神畑養魚株式会社のルーツとも言えます。

PC / スマートフォン