水景BONSAI(盆栽流木)を使って簡単に本格的な流木レイアウトを楽しもう。
目次
1.水景BONSAI (盆栽流木)とは
天然木を材料に一つ一つ手作業で作られる、まるで "盆栽" のような流木です。職人が一つ一つハンドメイドで作製しており、 個体ごとに個性があり、味わいのある仕上がりになっています。また、モスや水草を接着することで、簡単に本格的なレイアウトを創ることができます。
2.水景BONSAI(盆栽流木)の楽しみ方
2-1.ゼリー状接着剤を使ってモス・水草を接着する
ゼリー状接着剤を使うと、簡単にモスや水草を接着して楽しむことができます。 モス・水草はトロピカの1-2-Grow!シリーズがオススメです。扱い易く、育った後も綺麗に仕上がります。
@ 「1-2-Grow!」の下準備
●モスの場合:培地を洗う前に1〜1.5cm程度の長さに切り揃えてください。
切ったモスは網などに入れて培地を洗い落としてください。
こうすることでモスの長さを揃えることが出来るため、接着の作業がしやすく見た目も整います。
●水草の場合:培地を洗い流した後に、適当な大きさに切って分けてください。
A 乾燥を防ぐ
下準備が終わったら適当な容器に水を入れ、網に入れた状態で水につけておきます。
接着する時はその都度、適量を網の中から取り出し、軽く水気を取り使用します。
B 流木に接着剤をつける
あらかじめ接着する箇所を決めておき、流木に少しだけゼリー状接着剤をつけます。
ゼリー状接着剤をつけ過ぎると水に沈めた時に目立つので、出来るだけ少ない量で接着するのがオススメです。
参考:接着剤の詳しい使い方
C モスや水草を水景BONSAI(盆栽流木)に接着する
ゼリー状接着剤をつけたら、モスや水草をピンセットなどでつまんで接着剤がついた部分に押し付けて接着します。
モスが接着剤に完全に埋もれないように注意して接着してください。
水草は根や茎の部分に接着剤がつくように接着してください。
BとCの作業を繰り返し、流木全体に接着し終えたら、バケツなどに水を張り流木を軽くすすぎます。 すすいだ時にはがれたモスや水草は、網で回収し再度接着します。 接着が終わったら、もう一度流木を軽くすすいで水槽に入れてください。
2-2.レイアウト例
@ 水景BONSAI(盆栽流木)と気孔石の60cm水槽レイアウト
水景BONSAI (盆栽流木)と気孔石、ヘアーグラスを使ったレイアウト
水景BONSAI
榕樹(がじゅまる)Sサイズ×1、
五葉松Lサイズ×1
使用した水草
- タイワンモス 1-2-Grow
- オーストラリアンハイドロコタイル 1-2-Grow
- ヘアーグラスショート 1-2-Grow
A 水景BONSAI (盆栽流木) 昇龍樹と橙層石の30cm水槽レイアウト
水景BONSAI (盆栽流木) 昇龍樹と橙層石、ニューラージパールを使ったレイアウト
水景BONSAI
昇龍樹 Sサイズ×1
使用した水草
- スパイキーモス 1-2-Grow
- ストロギネレペンス 1-2-Grow
- ニューラージパール 1-2-Grow
3.モス・水草をつけるとこんな風に仕上がります
3-1.色々なモスをつけてみよう!
●タイワンモス
横に向かって伸びていきます。
和風な印象に仕上がります。
●ウィーピングモス
下に垂れさがるように伸びていきます。
鬱蒼としたジャングルの様な見た目に仕上がります。
3-2.色々な水草も楽しめます!
●パールグラス
こんもりした見た目の樹形を作ることが出来ます。
密に茂らせるには定期的なトリミングが大切です。
カットの仕方次第で野性的にも可愛らしい雰囲気にも出来ます。
●ルドウィジアSP.スーパーレッド
紅葉のように真っ赤な葉がとっても綺麗です。
成長が早いので、形を保つには定期的なトリミングと再接着が必要です。
茎が細くて接着しにくいので、古い葉ごと接着すると簡単です。
●オーストラリアンハイドロコタイル
接着しなくても、枝の部分に絡ませるだけでも大丈夫。
伸びた部分も枝に絡めていくとボリュームが出てきます。
4.水景BONSAI (盆栽流木)のラインナップ
4-1.ラインナップ
●五葉松(ごようまつ) Lサイズ/Sサイズ
横にせり出した樹形が特徴です。モスなどを接着して和風な景観を作るのに向いています。
●榕樹(がじゅまる) Lサイズ/Sサイズ
左右対称の樹形が特徴です。モスだけでなく、パールグラスなどの有茎草とも相性がいいです。
●菩提樹(ぼだいじゅ) Lサイズ/Sサイズ
太い幹から垂れ下がった細い枝が、熱帯雨林の樹木を髣髴とさせる樹形が特徴です。ウィーピングモスなどを接着すると、野性味あふれた景観を作ることができます。
●昇龍樹(しょうりゅうじゅ) Lサイズ/Sサイズ
まるで龍が昇っているような躍動感のある樹形が特徴です。 まばらにモスや植物を接着すると、表面のツタが絡んでいるような見た目も生かした景観を作ることができます。
4-2.大きさの目安
ご注意
- ※ 本品はアク抜き処理をおこなっていません。ご使用前に水に浸けてアク抜きをおこなってください。
- ※ 水に沈むまでに1〜2週間程度時間がかかります。また、沈むまでの日数には個体差があります。予めご了承ください。
- ※ アク抜きをおこなう際は、煮沸しないでください。