リクガメ



リクガメについて

リクガメ科はおっとりとしたイメージがありますが、
実際は知能が高く、外敵から巧みに隠れて生活しています。

カメは、脊椎動物亜門・爬虫網・亀目に分類される動物で、2億1000年前に出現し、甲羅という特殊な防御方法を発達させました。 カメは水生動物と陸生動物をつなぐ存在であると同時に、他の動物には無い特徴を持った、非常に特殊な動物です。

カメは、2億年前にはすでに完成された甲羅を持っており、基本的な構造は現在もさほど変化していません。 頑丈な殻で体を覆う動物は昆虫など無脊椎動物に多く見られますが、脊椎動物では非常に珍しいといえます。

私たち人間を含む脊椎動物は内骨格の持ち主であり、骨を支柱として外側を肉づけられていますが、カメは甲羅によってその関係を逆転させています。 その結果、可動部である手足や尾までも甲羅の中に納めることができるようになりました。永い地球生命の歴史を通してみても、このような脊椎動物は他には存在しません。

現在、カメは世界中に300種類ほどが存在しており、そのうち100種ほどがリクガメ科に分類されています。多くの種類は森林や草原などに生息しています。 リクガメ科は日本には生息していませんが、ヨーロッパやアフリカでは古くから人間に親しまれた動物であり、神話や伝説に数多く登場します。